石は、長い年月を掛けてその形になった。似ているようで、同じ形は一つもない。

また、年輪を思わせる模様や、色の混じり合いを見ていると、太古の記憶に触れるような興奮を覚える。

僕は、そうした出会いを制作の中に生み出したい。

河井寛次郎は、手仕事はネオプリミティヴの方向に進まなければならないと言った。新しい原始、人間を取り返すことだと。

僕は『描く』と『創る』の狭間を追う。

その痕跡が、鑑賞者の原始に触れてもらえることが出来ればと思っている。

© 2018 Nobuyuki Shimizu All rights reserved

           nobuyuki.shimizu1392@gmail.com