踊れる線と肉

アルマスギャラリー    
2022年10月8日(土) - 11月12日(土) 金/土/日のみオープン 12:00-19:00

踊れる線と肉

アルマスギャラリーでは、10月8日から3年ぶり3度目の清水信幸による個展を開催します。

清水の制作において、素材の感触や質感は非常に重要な手がかりとなっています。
これまで制作した作品群においても、素材の手応えを起点にしたような作品を制作しています。
油分をできるだけ除去し、硬い粘土のようになった油絵の具を石ころの形に切り抜いた
木製パネルに盛り付けるように配置したもの(幼い頃の石積み遊びをルーツとする)。
自身のドローイングブックから選出した形態を忠実に切り出した支持体に、
様々な質感の絵の具をたっぷりとペイントした、筆致そのものが浮遊したようなレリーフ状の絵画。
一転、フラットなアルミパネルに、油絵の具を筆で滑らせて、乾きによるひっかかりを感じたときに
筆を止めたもの。また粘土を塔のような形状で焼き上げたセラミック作品も手掛けています。

これまでもあらかじめ用意された形態の支持体を極力避けてきた清水ですが、
更に造ることと描くことを同価値、同時並行ですすめられる形を目指した結果、
細い真鍮の薄板に絵の具を配置しながら整形していくという手法を採っています。
絵の具によって色彩と量感を与えられつつ、自由に曲げられて表裏が逆になったり、
その関係を受け更に色が検討されたりと、形態と色彩の相互関係がより緊密に結びついています。
色彩ゆたかな描線がボリュームをもち浮遊しているような作品となっています。

形作りながら描きたいという作家の願いが結実した展示になることと思います。

ぜひご高覧ください。

アルマスギャラリー
135-0024 江東区清澄2-4-7
Tel 03-3642-5660
www.harmas.fabre-design.com
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